IR情報…Investor Relations 株主・投資家の皆様へ―シキボウの経営情報、財務情報などをお知らせします。

株主・投資家の皆様へ

シキボウ株式会社 代表取締役 社長執行役員 尻家正博

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。


第209期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)第2四半期の決算発表にあたり、ご挨拶申し上げます。


2021年度上半期におけるわが国経済は、東京オリンピック・パラリンピックの開催による経済効果は見られましたが、新型コロナウイルス感染症の変異株等による感染拡大に伴い、度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出されたことで、経済活動が大きく制約を受け、個人消費は低迷いたしました。世界各国及び国内においてもワクチン接種が進み、9月30日をもって緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が全都道府県で全面解除され、景気回復への期待はあるものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大「第6波」が懸念される等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。


このような状況の中で当社グループは、新型コロナウイルス感染症の経済的影響を最小限に食い止め、新たな日常に対応するために、緊急経営計画「Revival Plan 2020-2021」(通称Revival 20-21)を実行しております。2年目の本年度はアフターコロナを見据えて、成長を「加速すること」、そして、新たな事業やビジネスモデルを「創ること」に取り組み、コロナ禍からの復活・変身を目指しております。


このような取り組みを実施した結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は171億22百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は6億58百万円(同81.6%増)、経常利益は4億58百万円(同205.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億4百万円(同205.6%増)となり、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた前年同期を上回り、5月に公表いたしました業績予想並みの結果となりました。


2021年度下半期に向けては、繊維セグメントでは、中東向けの輸出、ユニフォーム分野の回復や環境配慮・エシカル商材に対する需要の高まり、企業間の連携やプロジェクト、台湾における新会社設立等、新たに前向きな取り組みも始めており、業績の改善を図ってまいります。また産業材セグメントの複合材料事業における航空機エンジン部材の需要回復や、新型コロナウイルス感染症の落ち着きによる国内の移動制限緩和に伴う不動産・サービスセグメントのリネンサプライ事業の回復も、業績の改善に寄与するものと期待しております。

2021年度下半期は、Revival 20-21の最後の半期として、アフターコロナに向けて、コロナからの復活と成長を加速し、新たに創ること、新たな取り組みに挑戦することで、次期中期経営計画に繋げてまいります。


さて、現在の当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響により働き方・生活・価値観が大きく変わり、その中でデジタル化が一段と加速する等激しく変化しております。また、サステナビリティあるいは環境問題への取り組みが急速に進む中、脱炭素社会の進展等不確実で先が読みにくい状況が続くものと考えられます。

このような事業環境においても、上記課題に取り組み、更なる成長を続けていくためには、当社グループの方向性、価値観、存在価値等を長期ビジョン(ありたい姿)として描き、その実現に向けた経営計画を策定することが不可欠であると考え、当社の節目にあたる創立150周年である2042年に向けた長期ビジョン「Mermaid 2042」を策定いたしました。そして今後、「Mermaid 2042」の実現に向けた第一ステップとして、今までの延長線上ではない、2042年のありたい姿からバックキャストした2022年4月からの新たな中期経営計画を策定してまいります。


また2022年4月より適用される東京証券取引所の新市場区分について、当社は「プライム市場」を選択いたしました。今後、長期ビジョン「Mermaid 2042」に向けて当社グループの全従業員一丸となって、持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図り、「プライム市場」にふさわしい会社を目指してまいります。


当社グループでは、株主・ステークホルダーの皆様方に支持されるよう、安心・安全・快適な暮らしと環境にやさしい社会の実現を目指す企業として、社会的責任を果たしつつ、企業価値の向上を目指してまいります。


株主の皆様におかれましては、引き続きご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。


2021年11月
代表取締役 社長執行役員 尻家正博

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