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社長メッセージ

代表取締役 社長執行役員
尻家 正博

当社は、1892年に繊維メーカーとしてスタートし、事業内容は時代の変遷と共に変化してきました。
「わたしたちは、シキボウグループのものづくり技術・ものづくり文化で新しい価値を創造します。」
─安心・安全・快適な暮らしと環境にやさしい社会の実現へ─

という経営理念のもと、「繊維」「産業材」「不動産・サービス」の各事業分野において、他社には真似の出来ない独自の機能や技術力を活かした商品づくりを追求すると共に、顧客ニーズに沿った商品提案やサービスの向上に取り組んでまいりました。

現在の当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響により働き方・生活・価値観が大きく変わり、その中でデジタル化が一段と加速するなど激しく変化しております。また、サステナビリティあるいは環境問題への取り組みが急速に進む中、脱炭素社会の進展など不確実で先が読みにくい状況が続くものと考えられます。

このような事業環境においても、上記課題に取り組み、更なる成長を続けていくためには、当社グループの方向性、価値観、存在価値などを長期ビジョン(ありたい姿)として描き、その実現に向けた経営計画を策定することが不可欠であると考え、当社の節目にあたる創立150周年である2042年に向けた長期ビジョン「Mermaid 2042」を策定いたしました。

「あなたにもっと寄り添い、愛されるシキボウグループへ」

長期ビジョン「Mermaid 2042」には、あらゆるステークホルダーに対し、今以上にもっと相手の立場や要望・要請を受け止め、それを上回る価値を提供することにより、単に必要とされる企業グループではなく、一人でも多くの人や企業にファンになってもらえる企業グループを目指すという思いをこめております。

そして、その長期ビジョン「Mermaid 2042」の実現に向けた新たな第一歩として、2022年度から2024年度の3年間を対象とした中期経営計画「ACTION22-24」を策定いたしました。基本方針として①経営基盤の強化、②次の革新的成長に向けた取組み、③サステナビリティ経営への取組みを掲げ、コロナ禍からの復活を目指すとともに、成長のレベルをさらに加速させ、新たに創ること、新たな取組みへの挑戦を2022年4月にスタートいたしました。
「ACTION22-24」という名称には、新しい取組みや施策を従業員一人一人のアクション単位にまで分解し、全員参加で取り組み、それぞれが行動を起こし、成すべきことを成すことで計画達成につなげるという意味をこめました。
持続的な成長と企業価値の向上を図るべく、グループ一丸となって「ACTION22-24」に全力で取り組んでまいります。